コカ・コーラ(KO)はバフェットも大好きな高配当優良企業

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保有銘柄コカ・コーラ社についてです。コカ・コーラ社は世界最大の炭酸飲料、清涼飲料水メーカーです。また、設備投資や企業買収などに多くの資金を必要とせず、安定した利益を得続けています。その安定した利益から生み出される高配当は今後も永続するものだと考え、私は同社株を買増し保有し続けるつもりです。

 

同社ではコカ・コーラだけでなく、スプライト、ファンタ、ミニッツメイド、いろはす、アクエリアス、コーヒーの「ジョージア」も有名ですね。あとは爽健美茶などのお茶も出してます。

 

どこへ行ってもコカ・コーラ社の自動販売機はよく目にしますし、小売店の店舗には必ず同社の製品が置いてあります。コカ・コーラが持つブランドは他社の追随を許さない圧倒的なシェアを持っていて消費者独占企業といえます。

 

投資の神様ウォーレン・バフェットも保有しており、チェリーコークを愛飲しているそうです。毎朝ソーセージマフィンとチェリーコークを買って会社へ行くんだとか。めっちゃ健康に悪そうな習慣なのになんであんなに元気で冴えているんでしょうか。87歳ですよ。。。

 

蛇足ですが、バフェット氏の奥さんが毎朝車のダッシュボードに2.95$か3.17$を置いてくれるので、3.17$の時は朝食がベーコンエッグマフィンになるそうです(笑)

 

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コカ・コーラ(KO)基本情報

現在値43.55$(2018年6月19日時点)。配当率は3.58%と高配当です。また、連続増配年数55年の配当王です(25年以上が配当貴族、50年以上が配当王)。

 

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コカ・コーラ(KO)の株価推移

株価は長期で右肩上がりです。高配当かつ株価が長期で右肩上がりなので、積立と配当再投資を続ければ確実なリターンが期待できそうです。

 

ちなみに30年前の6月20日の株価は2.3984$でした。現在は約18倍の43.55$ですから値上がり率は年平均で10%以上です。それに配当が乗るわけですから、このまま長期的に値上がりしていくと12~13%以上の年平均利回りが期待できるかもしれません。

 

世界的に有名なコカ・コーラですが、同社には成長余地がないわけではありません。実はコーラが世界中で大衆に愛飲されているわけではなくて、一部新興国では未だコーラは高級品です(マクドナルドも)。今後、新興国の経済発展が進み、より多くの国々で一般市民がコーラを楽しむようになれば売上は伸びていくと思います。

 

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コカ・コーラ(KO)の業績

コカ・コーラのROEは長年20~30%程度で推移してきました。ROE30%と言えば、株主から集めた資本を使って、その資本の30%の利益を出しているということです。何十年にも渡ってそのような利益を挙げ続けている企業などほとんどありません。

 

そして、その利益のほとんどを株主に還元し続けているわけですから、とんでもなく優良な企業と言えるでしょう。

 

しかしながら、近年米ミレニアム世代を中心に健康志向が進み、炭酸飲料や甘味料が肥満に繋がるということで2012年以降売上が低下、苦戦を強いられています。現在は利益率改善のため、利益率の低いボトリング事業の再フランチャイズ化を進めています。従業員数も減らし続け、要するにコスト削減策に出ています。

 

ちなみにボトリング事業とはコーラの原液と炭酸水を混ぜて缶や瓶、ペットボトルに詰めて商品の形にして小売店や自販機に配送する事業です。コストがかかる割に利益が少ないので、その部門は切り離して他社にお任せしようというわけです。

 

再フランチャイズ化によって一時的には減収となりますが、今後は無駄のない収益構造に強化されることで利益率は改善していく見込みとなっています。

 

コカ・コーラ(KO)のキャッシュ・フロー

各年、営業CFの約80%をフリーCFが占めています。営業CFとは本業によって稼ぐお金のことで、営業CFから投資(設備とか企業買収とか)を引いたものがフリーCFです。コカ・コーラ社は長年作り続けてきた同じ飲料を作るだけなので投資があまり必要なく、効率的に現金を稼げる事業を行っています。

 

また、営業CFマージンは事業規模を表す売上高からどのくらいの現金を稼いだかを示す指標です。この営業CFマージンが15%~35%の会社に投資するべきだと、日本における米国株の第一人者である広瀬氏は言っています。そしてコカ・コーラ社は営業CFマージン20%以上を維持しています。

 

終わりに

コカ・コーラ社は成熟している会社ですから大きな利益成長は見込めませんが、安定した利益を株主に還元し続けてくれる優良企業だと思います。

 

僕は赤コーラが大好きで毎日のように飲んでいます。どの店を見てもコカ・コーラの飲料が一番多く並べてあり、たとえ人々の志向が変わってもコーラが売れなくなってしまう、ということはちょっと考えられません。

 

また、ワールドカップやオリンピックの時期には盛んにコーラのCMが流れ、コーラ片手に応援し続ける人がたくさんいると思います。

 

私はコカ・コーラ社が今後も安定した経営を続け、株主がその利益を享受できると信じて投資し続けます。

 

続く

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