【みんな大好きグロース株は】成長の罠【割高過ぎて儲からない】

投資先として有力な株式を探す場合、

2つの見方があると思います。

それはバリユー株とグロース株です。

バリユー株は、割安な銘柄のことです。

優良で安定した利益と配当を出す銘柄は

会社が成熟しており、大きな値上がりもなく、

地味で退屈な不人気銘柄となる場合が多いです。

なので、割安で放置されることも多く、

長期投資にピッタリ、と思われていましたが、

米国株投資がメジャーになってきたせいか、

あんまり高配当株な優良企業が

割安じゃないような気もします。

一方、グロース株とは

将来急成長が期待されている銘柄です。

近年米国市場では、

「F」acebook

「A」mazon

「N」etflix

「G」oogle

の4社をグロース株代表として、

「FANG」と呼んでいるそうです。

これに「A」ppleを加えて、

「FAANG」(ファングと読みは変わらない)とも

言うそうです。

もし、グロース株の将来の成長をいち早く見抜き、

集中投資していたとしたら、

間違いなくお金持ちになれるでしょう。

それも、数年とかの短期の間に。

しかしながら、グロース株の成長を

市場より早く見抜くことは通常できず、

気づいた時には市場は、

そのグロース株に熱狂しています。

そして、どこまでも値上がりすると

多くの人が錯覚を起こし、

株価は適正価格以上に上がり続けますが、

いつかは成長の鈍化とともにその熱狂が冷めて、

冷静になった投資家の売りが集中し暴落します。

なお、グロース株が成長する前に

目をつける人もいますが、

グロース株は成長前はボロ株であることが

多いです。

例えばAppleの歴史を検索してみれば、

Appleが8000億円の赤字経営から

爆発的に成長したことが分かります。

Apple低迷期に投資していれば、

億万長者間違いなしでしたが、

赤字経営のボロ株に自分の大事なお金を投入し、

保持し続けることが果たしてできるでしょうか?

つまり、成長前のグロース株に投資するのは

非常に難しいのです。

そして、成長を見せ始めたグロース株は

業績をグングン伸ばすため株価も上昇し、

その株を買えば間違いなし、

買って放置してればいい

とまで思われたりしますが、

その時には既にその後の成長に見合わないくらい

人気・割高となっており、買値が高いことから、

大きなリターンを得られなかったり、

損をしたりします。

このことは

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす

著者のジェレミー・シーゲル氏が

『成長の罠』と呼んでいます。

著を一部抜粋すると、

―成長の罠にはまった投資家は、革新をもたらし、

経済成長を牽引する企業や業界に、過大な対価を

支払う。ひたすら成長率を追い求め、話題の銘柄

を買い漁り、胸躍る最新技術を探し回って、

なるべく成長率の高い国へ資金を振り向ける。

こうした投資アプローチは、低いリターンしか

もたらさない―

シーゲル氏は、グロース株より、

高配当かつ安定した会社への長期投資を

勧めています。

でも、けっしてグロース株を

否定しているわけではないと思いますし、

私もグロース株には夢がある、と思います。

ただ、グロース株に投資するなら短期投資で、

成長前の辛い時期も、周りの株が上がり続けても

上がらない株を持ち続け、それでもダメだったら、

死ぬ気で執着し続けた株を潔く損切りする、

ってことができないと厳しいんじゃないかな、と。

5年ほどグロース株を追い続けましたが、

僕には無理、というか家庭人には無理かなー、

と思いますね。

続く

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