ケンタロウスです。
2018年6月から米国株と、つみたてNISAを利用してインデックス投信(S&P500)へ投資しています。基本売らずにバイ&ホールドです。本稿では、2022年2月1日時点で保有している資産についてまとめています。
前回総資産額を記事にしたのは2020年5月でしたが、そのときは約1,000万円。あれから2年足らずで総資産額が2,000万円を超えていました。また、1年間に貰える配当は$5,000を超えました。
こうして書いてみると2年で資産が倍以上となり、きっと素晴らしい成果なのでしょうが、目標とするリタイアにはまだまだです。どうにか入金力を増やすなどしてペースアップを図りたいです。
資産状況概要
総資産
- 総資産 21,832,701円(115.11円/$)
米国株
- 保有額 $134,753.55
- 投資額 $92,574.86(配当再投資除く)
- 損益額 $42,178.69(+45.56%)
配当
- 年間配当額 $5,265.36
- 投資額に対する利回り 5.69%
- 累計取得配当額 $9,304.05
つみたてNISA
三菱UFJ国際投信 EMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ年間80万円積立しています
- 保有額 4,908,691円
- 損益率 49.35%
売買銘柄
2020年~2021年はXOMやABBV、タバコ銘柄辺りを買っていたと思います。他のどの銘柄も異常に高くなっていたので。コロナウィルス流行以後は米政府とFRBがばらまいたお金が株価を押し上げていたのなら、引き締めで下がるはず。私はタイミング良く売り抜けるなんてできないので、一時的な上昇を追ったキャピタルゲインは狙いませんでした。
一方で、エネルギーセクターは安すぎましたからポートフォリオの15%程度を上限として、どんどん買い進めました。シェール企業による供給過剰で長年原油安でしたが、コロナによる経済停滞で原油価格はどん底へ。体力のないシェール企業からどんどん潰れたのち、原油セクターの再編が来ると言われていましたからチャンスだと思いました。一時的に需要が萎んでも原油が不要になることなんてないですからね。脱炭素化なんて言っても、10年やそこらで原油・LNGを使う仕組みを変えられるわけがない。物流どうすんのって話ですよ。
エクソンモービルは大規模なコスト削減を進めつつ、減配はしないと公言していました。買えば5~8%の高配当が得られましたし、原油需要が高まればコスト削減効果と相まって利益を上げてくることが期待できました。買い進めた結果、私の資産増大に大きく貢献してくれたので良かったです。
米国株購入割合/保有割合
エネルギー株(XOM)とタバコ銘柄が多いです。安かったので。ただ、エネルギー関連は最近急に上がり過ぎてしまって、今は調整している雰囲気ですね。特にXOM。エネルギー株の中では値上がりが出遅れているBPも気になっていたのですが、苦しい時期に減配したことと、米国株ではないので業績が追いづらい気がして敬遠しています。今もBTIのウォッチが面倒なんです。Crude Oilが現在$92くらいですか。原油価格は今が一つのピークだと思います。ウクライナ情勢と共に価格が落ち着いていくだろうってのもあるんですが、ここ1年間のチャートを見ていると、大体2か月ごとに山谷を繰り返しているんですよね。
コロナの波に連動してるのかなー、よくわからなかったんですけど、山ー谷間は17~22%下げています。なので、今後2か月で$70~75くらいまで下げるパターンもあるんじゃないか、と。エネルギー株を買うのは一旦お休みです。なんなら今は全売りして、入りなおした方がいいのかもしれないけれど、稲妻が輝く瞬間に市場に居られなかったら・・・なんて思うと自分は売れないんですよね。。。何回転も取るようなトレードもやってみたいんですけどね。
エネルギー以外だとJNJを買いたいですが、今は市場が荒れているので様子見かな。
現金比率を大きくしておきたいのでMMMを売ろうか迷っています。さらに下がったらもう一回買って、損出ししたと考えることにします。まだ2月だけど。
MSFTと生活必需品セクターはとりあえずホールド。MSFTはしばらく上がらないんだろうけど、Activision Blizzard買収がどう影響するか気になります。
タバコはMOが心配。米国内でiQOS売れないのどうなるの?紙巻きたばこは衰退していくだろうし。利益も全然伸びていないんだけど、キャッシュフローが伸びているのは何故なのか。キャッシュフローを注視しつつ保持します。PMとBTIは普通に保持。世界的に加熱式たばこの売上が伸びてるそうで、直近の株価も伸びてます。
WMTは利益も伸びていないし、直近12か月は特に悪いです。WMTがどうにかなることは無いと思いますが、買い増すことはありません。
MCDは問題なさそうですが買える水準でもないです。放置。
各銘柄の損益
銘柄ごとの損益率です。損を出している銘柄は無くなりました。昨年、PGがダブルバガーを達成しました。万歳。$5,000くらいしか買ってなかったので、それでも現在$10,000くらいしか持っていないのですが。MSFTも一時ダブルバガー達成していたのですが、下げてしまいました。XOMは2年前-26%から現在+53%へと大躍進。また、毎年$1,200の配当収入を生み出しています。
個別株資産推移 (vs S&P500)
コロナ第1波の頃からでしょうか。急激に資産が増え始めました。米政府やFRBによる景気支援により市場全体が伸びたのだと思います。安い時期にXOMを買って原油価格の上昇を迎えられたのも良かったです。
21年末がグロース株→バリユー株の転換期だったようです。S&500は時価総額が高いグロース株が比率上位に組み込まれていたので急落しました。反対に、私が保有する個別株が急上昇し、バリユー株への分散投資ができていたのだと思いました。これまで類似した動き方をしつつ差を拡げ続けていた2つが急に双方逆の動きを見せ、約1ヵ月で30ポイント以上詰りました。ここで局面が変わったのだということがハッキリと分かる瞬間で、こういうことが分かるのはとても面白いです。ようやく市場平均に勝つことができるのでしょうか。
配当推移
配当は1年で約10万円ずつ伸びています。ペースアップしたいですが、あまり極端な高配当戦略を進める訳にもいかないので、入金力を増やすしかありません。FIREが遠いです。
現金保有率
相場が荒れるようになってから現金比率を増やそうと努力しています。税金を払いたくないので、なるべく利益を出さないように調整したいです。配当収入も減らしたくないのですが、MMMとWMTなら売ってもいいかなあ、と考えています。
総資産推移
総資産が2,000万円を超えましたが、FIREするにはまだまだ足りません。バリユー株優勢になったのなら資産形成スピード爆上がりしてくれないかなー、と思う次第です。
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