私は高配当かつ連続増配を実施している米国株に
毎月積立投資しています。
もともと日本株へ投資していましたが、
2018年から米国株へとシフトしました。
なぜ、日本株への投資をやめたのか。
それは、
長期で見て、日本経済は右肩上がりではなかった
からです。
実際に日経平均株価の推移を見てみます。
1989年、日本のバブル経済期の終わり。
その年の12月につけた38,915円がピークでした。
現在2018年、約30年経ちましたが、
日経平均株価はそのピークを越えられていません。
日本は1990年代から低成長期へと移り、
ずっと不景気不景気とばかり言われてきました。
株価は諸外国の情勢に左右され続け、
低迷しました。
決して、右肩上がりではありません。
ちなみに、
過去5年、日本株式の市場平均に
投資していたとすると、
平均年利回り13.49%、
過去10年では、平均年利回り1.57%、
過去20年では、平均年利回りは0.786%、
でした。
過去30年以上は不明ですが、
さらに平均利回りが小さくなるそうです。
まあ、2013年以降はアベノミクスの効果が出て、
かなりいい感じですね。
でも、それは一時的な政策の効果であり、
いつまで続くかは分からないとも言われています。
これから日本はますます高齢化が進み、
若い世代が減っていくのに、
自国経済を盛り上げていくことなど
できるのでしょうか?
株式投資が儲かる理由として、
経済が右肩上がりに成長していくことが前提と
言う方がいます。
ある意味正しいと思いますが、
では、日本経済は長期的に見て
右肩上がりの成長をしていませんが、
投資対象として適切なのでしょうか?
分からないものに自分の大事なお金を賭けるわけには
いきませんので、私は日本株への投資をやめることに
しました。
なお、短期投資なら上記の話は
あまり関係ないですが、
私はゼロサムゲームである
短期投資をやめましたので。
一方、米国株はどうでしょう。
市場平均の一つS&P500の推移を見てみます。
長期的に見て完全に右肩上がりです。
今がピークなので、
いつ投資を始めていても儲かっていました。
大きな不況を2回経験していますが、
どちらも数年で立ち直っています。
なお、S&P500の
過去5年の平均年利回りは11.52%、
過去10年の平均年利回りは6.98%、
過去20年の平均年利回りは7.94%、
過去30年の平均年利回りは9.89%、
とのこと。
直近こそ日本に負けていますが、
長期になればなるほど、
米国株市場が優位になります。
私は誰でもできる長期投資をやりますし、
S&P500を超えるパフォーマンスを持つ、
高配当米国株へと投資しています。
なお、米国は移民を受け入れていますので、
高齢化問題、人口減少については、
問題にならないそうです。
未来は過去と同じになるとは限らない、
なんていう方もいますが、
じゃあ、何をあてにして投資判断をしますか?
目先のニュースをあてにするとしたら、
上がる要素、下がる要素なんて無数にあって、
誰も正確な判断などできません。
現に経済学者、ファンドマネジャーが
雑誌やネット上で景気予想や、
上がる株下がる株とかやっていますが、
当たったり当たらなかったり、
的確なことを言っているようには見えません。
私は日本vs米国、どちらに投資するか?
については明確な結論が出ていると思っています。
続く
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