【投資・資産運用】個人の海外投資は衰退する日本を救う

本稿では個人の海外投資や日本の衰退について、考えたことを書きました。

現在先進国である日本の経済は、途上国の発展に伴って相対的に衰退していくと言われています。また、世界の中で日本が占めるGDPの割合については、

  • 「1990年代 18%  →  現在 6%」

となっており、既に大きく衰退していると言えるでしょう。

日本が衰退していく理由について調べてみると、

  • 「世界一早く少子高齢化が進行して働き手が居なくなる」
  • 「日本には(人的、物的)資源がない」
  • 「政治、外交が下手」
  • 「仕組まれた円高」
  • 「権益を守り、内部留保を肥やす企業が悪い」

など、色々理由は挙げられているのですが、どれも「他人のせい」、「社会のせい」と言っているように感じられました。

たとえ、挙げられる理由がその通りなのだとしても、それでは自分の未来、子供たちの未来を、このまま他者に委ねるのでしょうか?

日本人の一人ひとりが自らの生活、そして日本を豊かにするためにできることはないのでしょうか?

スポンサーリンク

個人が海外へ投資することがひとつの答えになると思う

結論から言いますと、私は日本人一人ひとりができることは『海外企業への投資』だと思います。なぜなら、『海外企業への投資によって、その企業が世界中で儲けたお金を日本に引っ張ってくることができるから』です。

海外企業の世界中で稼ぐ力は圧倒的

多くの海外企業が世界中で事業を展開しています。例えば、コカ・コーラは世界中で飲まれていますし、たばこのマルボーロは世界中で吸われてきました。プロクター&ギャンブル(日本ではP&G)の洗剤、化粧品など日用品は世界中で使われていますし、ジョンソン&ジョンソンの医薬品、バンドエイドなどの消費者向け製品もそうです。マクドナルドだって世界中でハンバーガーを売っているでしょう。世界中ほとんどのパソコンに入っているOSはマイクロソフトのWindowsかAppleのMacです。そしてCPUはIntel。スマホOSはGoogleのandroidかAppleのiOS。

多くの海外企業が自国内よりも国外で多く稼いでいます。どの国でも生活の中にも海外製品がたくさん入り込んでいて、もはやそれらが無ければ不便で生きていけないでしょう。

ちなみに日本の大手企業もちゃんと海外展開しています。サントリーも花王も武田薬品も。JTだってそうです。しかしながら、自動車メーカーを除けば、日本企業は海外企業に対して業績規模、ブランド力でかなり劣ります。日本でもサントリーよりもコカ・コーラが強いです。ハイテク関連なんて日本は絶望です。

稼ぐ力が弱い日本企業は、株主への還元や事業改善にお金を使うよりも内部留保(万が一の貯金)を増やします。しかし、内部留保を増やしても収入を増やすなり、事業・人員を切るなり、体制を変えるなどの改善が無ければジリ貧です。成長を続ける海外企業にいずれ食われるでしょう。

海外企業への投資は株主への見返りが大きい

日本の企業に投資しても見返りや将来性は小さいですが、一方で、強い競争力を持つ多くの海外企業は株主への還元にも熱心です。戦争や不況を乗り越えて30年や40年以上の間毎年増配し、積極的な自社株買いで株価を上げてくれる企業がたくさんあります。そのような企業の株を持っていれば、莫大な儲けの一部を配当として分けてもらえますし、成長とともに株価が上がれば値上がり益をいただくこともできるということです。

配当は企業が稼いだ現金から支払われますから、先に書いたとおり、『海外企業への投資によって、その企業が世界中で儲けたお金を引っ張ってくることができます』。また本稿の主旨とは違いますが、株式市場には世界中の人が参加していますので、値上がり益が出れば、それも世界中から引っ張ってきたお金になります。

世界的なブランドを確立した競争力の強い企業は、何十年も増配し続けていることからも分かるように長期に渡って成長を続けます。ですから、投資と言っても「安く買って高く売る」ような売買を繰り返すのではなく、「定期的に買増し続けて持ち続ければいい」のです。それだけで毎年増え続ける配当を貰い続けることができます。

海外投資の具体的な見返りは?

ちなみに海外には配当利回り3~5%以上の銘柄がたくさんありますから、仮に平均利回り4%として毎年60万円(月平均5万円)株式をコツコツ買い続ければ定年までの40年間で(単純計算ですが)2,400万円分保有でき、それから毎年70万円ていどの配当(現金収入)が取得できます。

なお、日本の世帯当たり平均手取り年収は487万円で10~15%の貯蓄を推奨されています。つまり、年間48.7~73.05万円、月当たり4~6万円の貯蓄となります。月5万円の投資というのは非現実的な数字ではないということです。

優良企業は長年増配を続けているので、毎年70万円どころじゃない配当額になると思います。ちなみに63年増配を続けるプロクター&ギャンブルはここ10年で配当額が2倍になっています。56年増配を続けるジョンソン&ジョンソンも10年で2倍です。アルトリアグループも10年で2倍。ちなみに配当利回り6.43%!・・・IBMなんて10年で3.26倍!配当利回りも4.32%なう。。。だんだん疲れてきました。

買い増し期間も配当を貰い続ける訳ですし、増配しているでしょう。その配当も全て再投資していれば、定年までに保有できる株式も2,400万円分どころか4,500万円を超えますね。定年後に貰える毎年の配当も130万円以上になります。で、増配(10年で配当額2倍になってる企業がゴロゴロいたりする)も考えると、とんでもないですね。新卒から毎月5万円投資し続ければ定年後には毎年数百万円の配当がもらえるようになる訳です。

一人ひとりの海外投資が日本を豊かにする

個人が海外へ投資すれば、収入が増えて各々の生活が豊かになるでしょう。老後も心配なくなります。海外へ投資するにあたっては少子高齢化も、国も、国内企業も関係ありません。(増税されたら困りますが。。。政府も投資による資産形成を推奨しています。それを妨げる増税はしないと思います)

世帯収入が増え、将来の不安が消えれば人々の財布の紐も緩むことでしょう。日本は消費が活発になって景気が上向くと思います。企業業績も改善するでしょうし、法人税、所得、消費による税収が増え、国も潤います。

経済的な不満や不安について、他人や社会のせいにしていても何も変わりません。個人でできることが目の前にあるのだから、やらないで国と共に衰退していくのならば、それは「自分達のせい」なのではないでしょうか?

続く

↓よろしければ応援クリックをお願いします
にほんブログ村 投資ブログへ
スポンサーリンク