毎月、米国株を約1,500$買増して売らずにホールドしています。7月17日にジョンソン&ジョンソン(JNJ)を約1,500$購入しました。平均購入単価は132.49$で11枚購入です。同社株は41枚保有、金額にして5,320.98$保有となりました。
7月17日にジョンソン&ジョンソンを買ったのは、EPS、売上共にコンセンサスを上回り、ガイダンスにおいては2019年通期売上の上方修正、と好決算だったのですが、16日Q2決算発表後に同社株価が終値で-1.64%下落したからです。
株価下落の理由は、『同社製品のベビーパウダーに発がん性物質「アスベスト」が含まれていることを隠蔽していたかどうかについて司法省が調査をしていること』、『ベビーパウダーの安全性について多数の訴訟を受けていることから、今後多額の支払いが発生する可能性があること』が挙げられています。
ただし、同社の業績が健全であり、売上全体に対してベビーパウダーなど消費者部門が占める割合は小さいことから、今後の業績についても心配ないと思います。訴訟による支払いがいくらになるかは分かりませんが、たとえ手持ちの資金が減っても投資家還元の源泉である収入は減らないだろう、と考えました。自社株買いへの影響はありそうですが。
ということで、今回ジョンソン&ジョンソンの株価については、すぐ戻るだろうと楽観視して、いつもは月末に株を買うのですが、下落に飛びつきました。
Q2決算後も下落を続けるジョンソン&ジョンソン
7月上旬は140$台だったジョンソン&ジョンソンですが、12日に大きく下げ、16日決算後にも下げて終値は132.50$でした。ベビーパウダーの件は今に始まったことではないですし、決算内容は良かったことから、また上がり始める前にと思って買ったのですが、現在7月24日終値で129.78$です。購入時よりさらに下げてしまいました。
タイミング投資の成果を期待しているわけではないが
値動きの大半は理由が不明確で、タイミング投資の意味はあまりないとは思います。投資で上げ下げを気にするのは精神衛生上良くないですし、短期的な動きは長期的な成績に大きな差は出ないでしょう。決めたルールを守って淡々と続けたいと思いますが、やはり退屈になるときがあります。
月一で株を購入していますが、(長期的には意味が無くとも)刺激を得る意味で、その月の中で割安な日を狙ってみたりもします。決算期は値動きが大きいので面白いです。でも、買った後に下がるとやっぱり気持ちが沈んだりしています。。売買を繰り返すトレーディングはもうできる気がしないです。
ジョンソン&ジョンソン購入後のポートフォリオ
ジョンソン&ジョンソンを追加購入してから1週間経ち、7月25日現在の持ち株構成は以下のようになっています。

ヘルスケアセクターの割合が最大となり、その中でもジョンソン&ジョンソンの保有割合が大きくなりました。期待のセクター、銘柄なので良いでしょう。パテントクリフを乗り越え続けなければならないヘルスケアの個別株を持つのはリスクでもありますが。
たばこ株、特にフィリップ・モリス(PM)は決算後に+8.21%と急騰しましたが、ずるずると下がってきました。『下げるなら上げるなよ』と思ってしまいますが、フィリップ・モリスの決算内容を見て、たばこ株が逆風の中でも収益を伸ばす姿を確認できたのは良かったです。永久ではないのかもしれませんが、後進国の人口、需要が伸び続ける数十年先までは大丈夫そうです。
電気通信株についてはまずは世界、他業種へ出ないと、この先ジリ貧なのかもしれません。5G、6G…と進んでいったとしても、そのうち衛星インターネットなど、光ファイバーや基地局を使わない通信が主流になったらどうするのでしょうか?イーロン・マスク氏のSpaceXなどが気になります。
現在の総資産
7月の株購入、投資資金入金を経て、現在の資産状況は金融資産が約850万円、投資用現金は約90万円です。保有金融資産はドル建て米国株と円建て投資信託がありますので、総資産は円で表記しました。なお、7月25日現在の108.12円/$で計算しています。米国株投資を始めて13ヵ月目となります。
続く
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