今週から多くの米国企業の2019年Q4決算発表が始まりました。昨日~今日の個人的なトピックとしてはアルトリアグループ急落とIBM時間外の急騰ですね。
あとはジョンソン&ジョンソンのガイダンスが悪かったこと、23日もプロクター&ギャンブルの2019年Q2決算が気になる感じでしょうか。PGは良決算っぽいですが、確認していません。娘を寝せながらスマホでポチポチ書いています。布団の上でゴロゴロ遊んでないではよ寝れや(*´Д`)
どうでもいいんですが、PGはどうして四半期の始まりが10月なんでしょうね。2018年Q4の決算いつじゃあ~(*´Д`)と探しまくってしまいました。あと、2019年Q2決算発表を1月22日にやって、翌23日にQ3決算発表って書いてあるのもよー分からん。分からんけど、とりあえずEPS、売上高、ガイダンスは確認しないとね。
さて、本稿では22日~23日で見たこと思ったことをつらつらと書こうと思います。
アルトリアグループ(MO)-6.91%の急落
アルトリアグループですが、モルガン・スタンレーが紙巻きたばこの市場縮小の加速を警告したことで株価が前日比-6.91%下落しました。あと、低所得者の喫煙者が増えるので価格設定の柔軟性が失われる可能性があるとか、JUULは割高な買い物だったとか言われてます。同社目標株価も45$へ引き下げられました。

22日に急落して44.97$の終値をつけています。個人的には下落でもOKです。1月はアッヴィを買うつもりでしたが、1/31の決算を見て下げなら急遽MOも買おうと思います。いや、今回は悪材料が織り込み済みな気がするし、決算が多少悪くてもさらに下がったりはしにくいのか・・・?
MOの配当利回りは7.12%となりました。MOはクロノス買収やJUUL株入手など紙巻きたばこ以外の収入源を積極的につくろうとしているし、それらはたばこと同様に依存性があって安定した収益を生みつつも新規参入も難しそうなビジネスに見えます。
高い買い物をしているのかもしれませんが、紙巻きたばこで稼いできた潤沢な資金があるからこそ、伸びてくる事業を強引に買い取って成長し続けられるのではないでしょうか。私はMOが不人気でありながらも増配と成長、安定収益を継続し、莫大なリターンを生み出してくれると期待しています。
IBM良決算により時間外で急騰
IBMの2018年Q4決算内容は良かったです。
- EPSは予想4.84$に対して結果4.87$とOK
- 売上高は予想21.75B$に対して21.76B$とOK
- 19年通期EPSの見通しは従来の13.79$に対して新ガイダンスは少なくとも13.90$以上とOK
- 19年通期売上高見通しは見当たりませんでした
良決算により時間外で株価は7.50%もの急騰。23日は130$を超える値をつけそうです。
IBMはAIと量子コンピュータの開発に期待できると考えています。IBMと同業界に勤めるデキる友人も「やべえ」と言ってたんで。加えて個人的にはRedHat買収によりクラウド事業をさらに伸ばしていくことが期待されます。大企業と競合せずにそれらの根幹システムに入り込む事業としている点がGoodだと思います。
IBMはしばらく買増すことがなさそうです。
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の2018年Q4決算はまちまち
JNJの2018年Q4決算内容はまちまちでした。
- EPSは予想1.95$に対して結果1.97$とOK
- 売上高は予想20.17B$に対して20.40B$とOK
- 19年通期EPSの見通しは従来の8.6$に対して新ガイダンスは8.50-8.65$
- 19年通期売上高見通しは従来の82.68B$に対して新ガイダンス80.4-81.2B$と×
19年見通しが微妙だったので株価下落したと見られているようですが、22日は全体的に下落相場だったのでニュートラルだったんじゃないかな、と思って見てました。
ベビーパウダー問題は該当製品が売上の極々一部を占めるに過ぎないものでありましたし、思ったより下げなかったことを残念に思っていましたが、問題はまだ落ち着いていないようで、昨年出た損害賠償を払うべきという判決の他、多くの訴訟案件を抱えているようで今後の急落を厚くご期待申し上げています(*´ω`*)わくわく
続く
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