ガソリン価格下落中なので携行缶で貯蔵はどうですか?

最近ガソリンなど燃料価格が下落しています。少し前までは米国のイラン産原油禁輸規制や自然災害による原油供給不安によって高騰していました。サウジアラビアの件も価格に影響したんでしょうかね。

原油価格高騰によってOPEC諸国、ロシアなどの石油原産国が増産した結果、今度は供給過多となる見込みで今度は下落です。まあ、また減産したり米国、原産国で色々あって価格は上下するのでしょう。

ウチの地域でもレギュラーガソリンが149円から現在136円まで下がりました。燃料価格の下落を受けて、この度我が家では携行缶でのガソリンの自宅貯蔵について提案がなされました。災害対策です。

しかしながら、認識していない方も多いかと思いますが、本来ガソリン・灯油・軽油などは消防法でいうところの『危険物』にあたり、貯蔵・取扱できる量が制限されているほか、保管方法も決められています。

本稿では一般家庭で危険物貯蔵を行う際の注意点をご紹介します。正しく貯蔵しないと消防署から指導・改善を求められるかもしれません。というか消防法、火災予防条例に違反します。

あ、あと余談ですが、灯油の詰め替え時に目を離したり(スマホいじいじダメ、絶対)、その場を離れるのは絶対ダメです。もし灯油が漏れてこぼれて、地面・道路・排水溝などに流れ出した場合、『危険物漏洩』っていって消防職員や市の職員が駆けつけるちょっとした事件に成りますからね。

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ガソリン・灯油などを貯蔵するメリット

灯油について貯蔵するメリットというか今の季節必須なのは言わずもがななんですが、ガソリンを貯蔵するメリットとしては災害時の備えになることや価格が安いうちに買っておけるということが考えられます。

ひとたび地震などの大規模災害が起これば、電気の供給がストップし、ガソリンスタンドの機能は一時停止します。営業再開しても流通障害による供給不足・需要過多によってしばらくはガソリン・灯油などを手に入れるのは困難になります。

災害時は公共交通機関もストップすることが多いですから、余震の恐れなど危険が継続する地域から実家などへ一時避難するためには、20リットル以上~40リットル未満のガソリンが家にあっても良いと思います。20リットルあれば、避難する道中どっかしらで給油できるでしょうし、40リットル以上だと管理が面倒ですからね。家の中だと余震での倒壊が怖いし、灯油暖房が無い場合は車の中で暖を取るパターンもあります。

10数年前の中越地震の時は1週間くらい水、電気、ガスは使えず、ガソリン・灯油は2週間くらいは手に入らなかったかな。インフラに関しては地域によるんでしょうが。

価格が安いうちに買っておけるっていうのは・・・実はウチはひと月にガソリン40リットル使わないですからね。家はオール電化ですし。頑張れば数か月スタンドに行かないで暮らすこともできます。確か今年は8月~9月くらいから高騰しましたよね?下落を始めた11月までガソリンを買わなくて済みます。

でも、他のお宅には当てはまらないと思います。同僚はひと月にガソリン1万6千~7千円くらいかかると言っていましたからね。60リッタータンク2回くらい給油するんですよね?後述しますが、一家で貯蔵できる量では間に合いませんのでダメですね。ごめんなたい(*´ω`*)

どちらにしろ、給油価格はみなさんとても気にされますが、ぶっちゃけ給油1回につき数百円~千数百円の差だと思うので、高騰下落をそこまで気にする必要はないような気もしますが・・・。毎日自販機やコンビニで買うジュース・コーヒーを水筒にした方がよっぽど出費減りますけどね。

『危険物』ってなに?

ガソリン・灯油・軽油などは消防法でいうところの『危険物』だと前述しました。危険物とは『燃焼の恐れのある個体・液体』のことです。引火点が低く、燃えやすいので危険だと言われているのです。引火点が低いだけでなく、空気や水に触れただけで化学反応を起こし、燃焼する物質も危険物に含まれています。

引火点が低いというのは「温度が低くても燃える」ということで、それで石油燃料は車や暖房の燃料になるというわけですね。

便利な反面、貯蔵・取り扱いに危険を伴うので、『指定数量』(後述)以下の場合は市町村ごとの火災予防条例で貯蔵量・貯蔵方法が決められています。※指定数量以上の危険物は消防法で規制されます。

ガソリン・灯油を貯蔵できる量

ガソリン・灯油など危険物を一度に貯蔵しておける量のことを『指定数量』と言いますが、ガソリンは200リットル、灯油・軽油は1,000リットルです。一般家庭の場合、これらの2分の1以上~指定数量未満の貯蔵・取扱を行う場合は条例に基づき、居住地域の消防署にて消防長に届出をしなくてはいけません。※製造所等といわれるような一般家庭以外の場所だと5分の1以上から要届出。

例を挙げます。

  • ガソリン20リットルは指定数量0.1倍(=10分の1)・・・届出不要
  • ガソリン40リットルは指定数量0.2倍(=5分の1) ・・・届出不要
  • ガソリン100リットルは指定数量0.5倍(=2分の1)・・・届出必要
  • 灯油190リットルホームタンクは指定数量0.19倍  ・・・届出不要     
  • 灯油490リットルタンクも0.49倍         ・・・届出不要
  • ガソリン40リットルと灯油190リットルは0.59倍  ・・・届出必要

という感じで数量を考えます。複数の種類貯蔵していたら合算で数量を計算するんですね。あと、190リットルだと届出不要だからその量のホームタンクが製造販売されているんですね。

しかし、指定数量の5分の1以上の危険物は貯蔵方法の規制を受けます。消火器とか標識・提示版が必要だったり、周りは1m以上何も置いちゃダメだったり、屋内で保管するなら建物の床、壁、天井が不燃材料で、床が傾斜で「ためます」つけて、窓・出入口は防火設備で、排出設備と防爆設備・・・云々かんぬん・・・んがぁ~!そんなの無理ぃ~(*´Д`)ですよね?

とりあえず、一般家庭で面倒なく貯蔵できるのは

  • ガソリン40リットル未満
  • 灯油200リットル未満
  • ガソリン20リットル携行缶と灯油ポリタンク18リットル×5個

みたいなパターンですかね。原油価格が下落しているうちに災害対策の一環として如何でしょうか。あ、でもガソリンはガス抜き・入れ替えしなきゃだし、危険物は適正な容器で保管してくださいね~。

続く

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