ブリティッシュアメリカンタバコとコカ・コーラのどちらを買うか

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米国株に投資をしています。投資方針は高配当銘柄への定期的な買い増し&長期保有です。高配当の判断は米国10年債利回り(11月28日現在3.06%)を基準としています。ポートフォリオの中で米国10年債利回りを超える配当利回り、かつ保有資産額が最も小さい銘柄をその月の投資対象としています。基本的には。翌月の権利確定銘柄があったらすぐに目が眩んでしまうのですが。。。

 

11月はブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)とコカ・コーラ(KO)の2社で投資先を迷っています。

 

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコかコカ・コーラか

11月は現在、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)が配当利回り7.76%で、コカ・コーラ(KO)が配当利回り3.16%。ポートフォリオにおける保有割合はほぼ同じです。それでも今(2018年11月28日現在)は若干BTIの割合が小さく、利回りが倍以上ですからBTIが投資対象となりそうです。

 

しかしながら、BTIはFDA(米食品医薬品局)が米国内でのメンソールタバコ販売禁止に向けて動くと発表、さらに欧州においても2020年メンソールタバコが販売禁止となるとのことで、タバコ会社、特にBTIの将来の業績悪化は深刻だと言われています。減配になるのではないかと不安視されてもいます。

 

ただ、タバコ産業は規制・訴訟との戦いをずっと続けてきました。健康被害をもたらす悪いイメージも相まって株価は大きく上がることはなかったようですが、利益を落とさず増配し、株主還元を続けてきた歴史があり、高配当戦略で有名な『株式投資の未来』の著者ジェレミー・シーゲル氏が調査したところでは、スピンオフ前のフィリップモリスが年平均19%を超える最高のリターンを出した時期もあったそうです。

 

現在タバコ銘柄が非常に苦しく、不人気であると思います。この逆境をも乗り越えて増配を続けてくれるのならば、今が最高の買い増しタイミングであると言えるでしょう。

 

11月の買い増し銘柄はブリティッシュ・アメリカン・タバコか?コカ・コーラか?

 

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ポートフォリオ内の保有割合

11月28日昼間においてポートフォリオ内における保有割合はBTI6.3%に対して、KO6.4%でした。夜にBTIの株価が上がっていましたから、記事を書いている時点ではほぼ同じになっていましたけども。

 

とりあえず、月末時点で割合が小さくなった方を買おうと思います。

 

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アッヴィとマイクロソフトは組み入れ候補

余談ですが、アッヴィ(ABBV)とマイクロソフト(MSFT)が0%となっているのは、今後ポートフォリオに入れる予定だからです。10月末からハイテク銘柄がやられ続けてきましたが、マイクロソフトが持つ儲ける仕組みはこの先何十年も変わらないと思います。パソコンが無くならない限り。マイクロソフトがどこまで下がるか次第ですが、配当利回り2%を超えるようなら打診買いしてみようかと。

 

ちなみに12月はABBVを買うつもりです。配当利回り4%台で1月配当だからです。BTIは12月配当ですね。。。

 

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)とマクドナルド(MCD)は打診買いしましたが、利回りが債券以下なので放置中。ウォルマート(WMT)もです。

 

集中投資・一括投資はしない

BTIとKO、どちらを買うとしても集中投資・一括投資はしません。資金は時間的に分散しながら投資したいと思っていて、買い増し額は今まで通りひと月に2,000$程度でやっていく予定です。

 

例えばBTIが持ち直すことに賭けて成功すればハイリターンなのかもしれませんが、一度に買う金額を大きくしてしまうと精神的にリスクを負いそうな気がします。

 

また、毎月2,000$は手持ちの投資資金と収入の一部を合わせれば、定期買い増しを10年以上続けていける金額です。投資を習慣づける意味でも定期・定額のルールは最低限守らないとダメだと思うのです。

 

なお、10年続けられれば資産・配当額が相当増えているでしょうから、そのときは残っている投資資金を振り分けてフルインベストメントでやっていくか、ある程度現金を保有したまま投資額を増やすか検討したいと思います。

 

たばこ銘柄を避けない

たばこ産業はピンチですが、今のところはたばこ銘柄への投資を避けることはしません。ルールに(なるべく)従ってコツコツ積み増していきます。

 

たばこ大手各社、特にBTIの業績がどうなっていくかは誰にも分かりません。このままだと数年後には業績は悪化しそうですが、それでも増配がストップするかどうかは分かりません。

 

たばこ産業は昔から規制・訴訟に苦しめられて不人気で、それでも利益を出し、株主還元を続けてくれてリターンが極大になった。また、長期投資家やインカム投資家にとって、株価下落時の買い増しこそが回復期に資産を増大させるアクセルとなるはず。

 

過去と現在は同じではないのかもしれません。しかし、ピンチだから投資を控えるということでは、この先も最大のチャンス(=ピンチ)に買い増しはできないと思うし、長期投資・インカム狙いをやっていく意味も、長期投資先としてポートフォリオに入れている意味もないと思うのです。

 

もし買い増していけないのなら、銘柄選定やルール決めの時点で間違っているのではないかと思います。

 

でも、実際に増配ストップしたら買い増しやめますけどね。

 

続く

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