高配当ディフェンシブ銘柄への長期投資がすばらしいと思う理由

私は米国の高配当かつ毎年増配を続けるディフェンシブ銘柄を定期的に買い増し、保持し続けています。保有銘柄は増配ストップやキャッシュが稼げなくならない限りは売らないつもりです。また、米国債の利回りを下回る銘柄は買い増しを休止しています。

なお、ポートフォリオは定期的に公開しています。今後は月1で保有資産状況として公開したいと思っています。次は20日前後に保有資産状況を記事にする予定です。

ジェレミー・シーゲル 著『株式投資の未来』や広瀬隆雄 著『Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法』などの書籍。また、数々の投資家ブログを参考にさせていただいた結果、今の投資戦略に賭けてみようと決めました。もちろん正しいとか、ベストとかそんな風には思っていません。また、オリジナリティがあるとも思っていません。

しかしながら、始めて半年程度ではありますが、今のやり方はとてもすばらしいと感じています。リターンがすばらしいわけではないのですが。。。

自分なりに今のやり方を半年続けてきて、感じたことを書いていきたいと思います。

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国内中小型株投資から始めて辛かった

私は27歳くらいから株式投資を始めました。きっかけはその時勤めていた会社の持ち株制度だったと思います。その会社では給料から1,000円以上~上限給料の10%(だったと思う)の自社株積立を推奨していて積立額の20%上乗せしてくれました。例えば1,000円積み立てたら1,200円分積み立てたことになります。

手数料なしでさらに20%上乗せしてもらっているもんだから結構な勢いで金額が増えてました。2009年どん底から持ち株会に加入したからっていうのもあったんでしょうか。とりあえず株持ってたら儲かるんだと感じました。次第に他の会社の株についても気になり始めました。

とどめに『サラリーマンが株で2億円稼ぐ方法』みたいなありがちな書籍を読んで『よし、株やろう』と決心したんだったと思います。その本の内容はスクリーニングをかけて低PERの株に投資すれば勝てる!という感じでした。ひどかったです。

そんな感じで最初は低PERの会社の株売買から始まって、PBR、ROE、資本を意識したり、テクニカル重視、ファンダメンタル重視、配当、優待重視と色々考えてやりました。大型株も中小型株も売買しました。

やり方を変えて6,7年続けましたが、市場平均以下の成績しか出せませんでした。該当期間の年平均は+7~8%だったと思います。2013年以降は特に国内の地合いが良かったので、プラスになっただけだと思います。

250万くらいの資金で始めて400万円超にはなりましたが、毎日株価の変動が気になるし気分が左右されていました。仕事が手につかないでたばこを吸いに行って株価チェックばかりしていた時期もありました。他の大勝ちしている投資家を眺めてはジレンマを感じていました。

ギリシャショック、チャイナショックの時は最悪でしたね。保有株の全てを投げ売りしましたよ。

『株式投資の未来』を読んで米国株投資を始めた

株式投資を始めてからずっと色んな投資本を読んできましたが、参考になる書籍は少なかったように感じます。『マーケットの魔術師』シリーズを読んでいるときは本当に苦痛でしたね(笑)インタビューを受けている著名な方々の言っていることがさっぱり分かりませんでした。毎晩布団の中で読んでましたけど数ページで寝てました。

なぜか『敗者のゲーム』とか『ウォール街のランダムウォーカー』などインデックス投資系の書籍は長らく読まなかったですね。水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』もです。なんだか読まずに嘘くさいと思ってたんですよね。激しく後悔しています。

2018年になって偶然ジェレミー・シーゲル氏の『株式投資の未来』に出会いました。赤本ですね。説得力のある内容にすっごく納得しちゃいました。これしかないと思いました。

今まで株価の上げ下げに一喜一憂して売買してたのが馬鹿みたいに思えました。数字に囚われて人生を無駄にしてきたとすら思えました。上げ下げ狙うのって手数料差し引かれたうえで残ったパイ(資産)を取り合うギャンブル、マイナスサムゲームだと初めて気が付きました。見方が変わらないと気付くことができないんですね。。。

米国株投資をやろうと決めてからは『すかいらーく』以外の保有株をすべて売却し、ポートフォリオ形成のためにもう少し勉強しました。ポートフォリオ形成には赤本以外に広瀬氏の著書が参考になりました。また、米国株投資ブログに勇気をもらいました。

米国高配当ディフェンシブ株投資がすばらしいと思う理由

2018年6月に国内株を全て売却し、米国株のポートフォリオを作りました。その後も少し銘柄が増えてますが、14~16銘柄で落ち着きたいと思っています。構成銘柄は潤沢なキャッシュを稼ぎ続けるディフェンシブ銘柄、高配当かつ増配を続けてくれそうな銘柄ばかりだと考えています。

高配当ディフェンシブ銘柄がすばらしいと思う1番の理由は、短期の株価変動を気にする必要がないということです。下がっていても割安に仕込めるチャンスですし、急成長するわけでもないので急騰し続けることもなく、連続増配銘柄なので高配当であり続けます。安心して持ち続けられますし、買い増し続けられます。高値掴みや急落にショックを受けることもありません。たとえ株価が下がり続けても、20年~30年持っていれば元が取れてしまいますし、不労所得が積み上がっています。時間もお金も損はしなさそうだと強く思えるのです。

米国企業は株主還元を重要視し、連続増配を使命のように考えています。日本企業のように減配や増配停止、(米国企業には優待はないですが)優待改悪など株主還元が損なわれることはよっぽど業績が悪化しない限りはしません。また、世界的なブランドを持つ企業が多く、日本とは比べようもないほど儲け続けている企業が多いです。永続しそうな高配当銘柄も選びやすいです。

株価は市場の思惑で動く人気投票みたいなものだと思っています。時事変わる大勢の人の気持ちを追うことなどできないと思います。そういったことができる才能や技術を持つ人も確かにいるとは思いますが、少なくとも私にはそういった人気投票の結果である株価を追うことはものすごく辛かったです。変化や動きに根拠を見つけられず、いつも不安でつい動きに反応して売買をしてしまうことばかりでした。

また、そもそも人気と長期のリターンは必ずしも比例するものではありませんでした。人気があるということは割高になっている可能性も高く、適切な売買タイミングも必要でした。10回のうち6回負けても素早い損切りと4回の勝ちで利確を粘ることで勝つ、みたいな方もいましたが、なんだか運動神経のいい人のプレイを見聞きしているような感じでした。現実味がありませんでした。

投資において1番大事なことは自分の投資方針から途中で降りないことだと思います。そのためには方針に納得したうえで、安心して買い増し保持し続けられることが大事だと思います。今の投資では、構成銘柄の増配停止やキャッシュフローの急激な悪化が無い限りは安心していられます。もちろん毎決算とニュースのチェックは必須ですが。

少なくとも天才的な勘や判断が必要なわけではないですし、大きな運が必要なわけでもないです。

国内株をやっていた時のように毎日仕事中も株価が気になることは今はありません。家では妻や子供を優先し、勤務中は仕事に専念し、日常が充実するよう努力できるようになりました。米国高配当ディフェンシブ株への投資に切り替えたから投資も日常も良くなったと思います

なお、辛くても投資を止めるという選択肢はありませんでした。日本の社会保障制度の先行きに不安を感じていたからです。国や会社を頼らず収入あるいは資産を持つべきだと徐々に考えるようになっていたからです。

終わりに

米国高配当ディフェンシブ銘柄への投資は短期に大勝ちできるものではないですが、元となった考え方には納得できますし、毎日の株価に心を乱されることなく安心して買い増し保有できます。私にとってはそれが日常をも改善する1番すばらしい点でした。

資産だけでなく不労所得も増やしていけますから、老後の備えとしてもバッチリです。

ただ、何事も盲信は良くないと思いますので、他にS&P500への投資も行っていまして、成績比較をしていますが、それがいつしか方針を見直す機会を生むのかもしれませんね。

続く

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