月末投資報告です。
毎月米国高配当ディフェンシブ銘柄を
2,000$ずつ買い増しています。
今月はBTIを買いました。
他、本稿では
- 現在のポートフォリオ
- 資産額、年間配当額
- たばこ業界について
- BTIの配当はポンドベースだった
といった話をしています。
2018年8月はBTIへ2,000$投資
2018年8月の個別株投資ですが、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)を約2,000$分購入しました。約49.79$で40枚購入です。
現在のポートフォリオ
今月の買い増しによって、ポートフォリオは以下のようになっています。
だいぶ、各銘柄の幅が均等になってきました。MCDとJNJは配当利回りが低く、割高に感じるため、打診買いに留めています。また、ディフェンシブ銘柄に投資するなら、IBMは要らないかもしれないと考え始め、売却を検討しています。
年間配当金は1983.62$となりました。30日にSBI証券で見た111.74円/ドルで考えますと、日本円にして221,650円です。税引き後は158,959円、外国税申告後は176,622円でしょうか。なお、保有株全体は45822.40$昨晩見た時点では日本円で5,126,889円です。
ちなみに6月に日本株における最後の保有株すかいらーく500株を売却しましたので、80万円ほど資産が現金化されました。それから毎月2,000$ずつ、あと打診買いなどして、現在の資産となっています。他には現金が150万円くらい持っているのと、つみたてNISAに50万円くらい入っています。(もちろん生活資金の他にです)
たばこ業界は電子たばこの売上が今後のカギ
BTIの話に戻ります。
BTIは現在利回り5.42%とかなりの高配当です。これからも電子たばこの普及が進むと思いますが、使い勝手や価格の点で個人的にはフィリップモリスのiQOSよりもBTIのgloの方が良いと思っています。iQOSは使用者なら分かると思いますが、
- 連続吸いができない
- 掃除がめんどくさい
- 冬場寒くて使えないことがある
- 充電されていないことがある
- 故障率高い
- ヒートスティックがgloより高い
- ヒートスティック挿入ミスしやすく無駄になる
- ヒートスティックの品質にバラツキがある
など、めっちゃ問題があります。でも、製品仕様を変えるとなると、たくさんのお金をかけてiQOSを開発したのに、またイニシャルコストがかかるので難しいです。先行者利益を享受できる時期も過ぎています(gloやプルームテックがでてきたから)。さらに米国内ではFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可が下りないから販売できません。そして、電子たばこについては実はJUULの方が圧倒的なシェアを持っています。JUULの他にVAPEも人気ですしね。
フィリップモリスやアルトリアグループは今後どうするのでしょうか?たばこ株は絶賛不人気中でどんどん株価を下げていますし株主としては若干不安ではありますが、変わらず安定してキャッシュを稼いでおり、高配当、連続増配を続けており、利益を株主に還元し続けています。高配当であるうちに配当再投資にて枚数を増やし、将来の株価上昇、株主還元の継続で、さらに資産を増やしてくれることを期待します。決算ごとの電子たばこの売上げとキャッシュフローのチェックは必須ですが。
BTIの配当はポンドベース ⇒ $換算すると実質減配
ただ、BTIはポンドベースで配当を出している、ということが最近分かりまして。。BTIはポンドベースで19年連続増配ですが、ドルに対してポンドが下がっているので、ドルで配当を受け取る側からすると実質減配していたんですね。他の方の記事を読むまで、全然気づきませんでした💦
今、英国、ポンドドルって今後どうなるのか、為替についても現在調査(勉強)中ですが、為替を予測することに意味があるのかどうか。高配当戦略では、株価の値動きを予測することはあまり意味が無い、と考えられているような気がします。誰も未来の株価は予測できない、と考えていると言うべきでしょうか。株価上昇によるキャピタルゲインよりも、配当によって株主にいくら還元してくれるか?業績、キャッシュフローが安定していて、今後もその株主還元が続くのかどうか?が重要だと考えています。
為替はよく分かりませんが、誰も未来の動きを予測できないのは株と同じではないでしょうか?ポンドドルの動きを予測することはできないとしたら、いくら高配当かつ連続増配であったとしてもBTIには不安が残りますね。。
まとめ
BTIについて、高配当なので結局今月買っちゃいましたけど、(結局、たばこ銘柄への盲信があるのかも)BTIについては引き続き検討していきたいと思います。
シーゲル氏が紹介していた時代、たばこ銘柄の代表フィリップモリスの平均利回りは19.75%で黄金銘柄でした。これからのたばこ銘柄に当時のリターンは期待できないのかもしれませんが、不人気かつ高配当で、安定したリターンと株主還元という今の状況を見るとやはり期待してしまいます。今後も期待と不安を持ちながら、たばこ銘柄を買い増していこうと思います。
とは言っても、やはり3つもたばこ銘柄を持つのはやりすぎかもしれませんねー。たばこ銘柄は今後1社に絞るかもしれませんねー。
続く
コメント